薬物療法– category –
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irAE大腸炎の初期対応―Grade別のステロイド治療とインフリキシマブ追加のタイミング
薬物療法
免疫チェックポイント阻害薬(immune checkpoint inhibitor:ICI)投与中の下痢では、「止瀉薬で様子をみてよい下痢か」「感染性腸炎を除外すべきか」「いつステロイドを開始し、いつインフリキシマブなどを追加するか」の判断が重要です。 ICIによる下痢... -
AC療法のCINV予防でDay 2–3のデキサメタゾンは省略できる?―オランザピン併用時の考え方
薬物療法
本記事は、がん薬物療法に携わる医療従事者を対象としています。実際の投与は、最新の電子添文、ガイドライン、院内レジメン、患者背景を確認して判断してください。 臨床疑問:AC療法の翌日以降もデキサメタゾンは必要か アントラサイクリンとシクロホス... -
ICI筋炎でトロポニンが上昇したら心筋炎?―CK-MB・TnT・TnIの読み方
薬物療法
まず結論 ICI関連筋炎では、CK-MBと心筋トロポニンT(cTnT)は骨格筋障害の影響を受けることがあります。したがって、いずれも単独では心筋炎の診断にならず、CK-MB/総CK比(相対指数)にもICI筋炎で検証された診断の判定閾値はありません。 一方、心筋ト... -
CINVのオランザピンは5 mg?10 mg?いつ飲む?―夕食後・Day 1・前日投与をエビデンスから考える
薬物療法
本記事は、がん薬物療法に携わる医療従事者を対象としています。実際の投与は、最新の電子添文、ガイドライン、レジメン、患者背景を確認して判断してください。 臨床疑問:オランザピンは5 mg?10 mg?そして、いつ飲む? CINV(chemotherapy-induced nau... -
ICI投与中のCK上昇=irAE筋炎?―甲状腺機能低下症を見逃さない
薬物療法
免疫チェックポイント阻害薬(immune checkpoint inhibitor:ICI)投与中にCK上昇を認めたとき、まず思い浮かぶのはirAE筋炎ではないでしょうか。 ICI関連筋炎はまれですが、心筋炎や重症筋無力症を合併すると致命的になり得ます。そのため、CK上昇を軽視... -
CINVのオランザピン、糖尿病は禁忌ではない?―2026年改訂と血糖管理、5 mg・10 mgの使い分け
薬物療法
抗がん薬による悪心・嘔吐(chemotherapy-induced nausea and vomiting:CINV)の予防では、オランザピンを含む4剤併用療法が重要な選択肢です。 一方、日本では長らく「糖尿病の患者、糖尿病の既往歴のある患者」はオランザピンの禁忌とされてきました。... -
ICI投与中、TSH低値なら抗甲状腺薬?―破壊性甲状腺炎とバセドウ病の見分け方
薬物療法
ICI(免疫チェックポイント阻害薬)投与中の採血で、TSH低値を認めた。 このとき、「甲状腺機能亢進症だから、チアマゾールを開始しよう」と考えてよいのでしょうか。 結論からいえば、TSH低値だけでは抗甲状腺薬の適応は判断できません。まずFT4・FT3を確... -
ICI投与中、TSHが正常なら大丈夫?―FT4も確認すべき理由
薬物療法
免疫チェックポイント阻害薬(ICI)投与中の甲状腺機能評価では、TSHだけを見て「基準範囲内だから問題ない」と判断するのは危険です。 その理由は、ICIによる下垂体障害で中枢性甲状腺機能低下症を来した場合、FT4が低下していてもTSHが上昇せず、基準範... -
ICI投与中の低Na血症をどう考える?―副腎不全だけではない鑑別のポイント
薬物療法
免疫チェックポイント阻害薬(immune checkpoint inhibitor:ICI)投与中に低Na血症を認めたとき、まず思い浮かべたい病態の一つが副腎不全です。 とくにICIによる下垂体機能障害ではACTH分泌低下症を来しやすく、倦怠感、食欲不振、悪心などの非特異的な... -
副腎不全ではなぜ好酸球が増えるのか?―irAEに限らない副腎不全と好酸球増多の関係
薬物療法
この記事の要点 副腎不全で好酸球が増えるのは、コルチゾールが普段かけている「好酸球を血液中から減らす作用」が弱くなるためと考えられます。 グルココルチコイドには、好酸球をCXCR4依存的に骨髄へ移動させる作用のほか、好酸球の生存を支える因子を抑...
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